バランス入力8チャンネル連動マスターボリュームユニット
DCX2496の出力は8チャンネルボリュームユニットに入る。マルチアンプの場合8チャンネルのバランスを保ちながら、全体のボリュームを調整するのがどうしても必要になってくる。これをデジタルドメインでやるとなるとビット落ちして精度が落ちるので、音質も落ちる。このため、アナログドメインでのマスターボリュームが必要になる。しかし、8連ボリュームというものがこの世では入手できないので、作るしかないということになる。
DCX2496からのバランスアナログ信号を受け、電子ボリュームで音量を調節し、アンバランスで出力する。
電子ボリュームチップはMUSES72320を使用、秋月電子の電子ボリュームキットを4枚使用し、ひとつのロータリーエンコーダー(光学式)で連動できるように改造した。(付属のロータリースイッチはチャッターが多くて使えなかった。)電源付きシャーシは共立エレショップ製。